2007年 11月 15日
高感度フィルム風 |
デジタルカメラのいいところに自由に感度を変えることができる
というのがあります。しかし最高級クラスのデジタル一眼レフカメラでもない限り
感度を上げるにしたがってノイズが出てくるため、感度アップにもおのずと限界が出てきます。
私の使っている望遠レンズは開放F値が暗いため、天候の悪い日にはシャッタースピードを
稼ぐためにどうしても感度アップの必要性に迫られるのですが、
感度がISO1600になるとカラーではノイズだらけで見れる画像ではありません。
そこで、高感度モノクロフィルムを使った写真風に仕上げてみることにしました。
やり方は画像をモノクロ変換したあと、トーンカーブで補正、
その後、フィルムの粒状感を出すためにさらにノイズを追加しています。
その結果が上の写真なのですが、やはり本家の高感度モノクロフィルムに比べると
まだまだといった印象です。元のデータのノイズがかなりのものだったので不自然さは否めません。
いいカットが取れたのにノイズが…というときの非常手段くらいには使えそうですが
元の画像データ以上の写真は望めなさそうです。
カメラ:SIGMA SD14
レンズ:SIGMA50-500mm F4-F6.3
ISO1600にて撮影
画像処理ソフト:GIMP2.4
by ookamiwolf
| 2007-11-15 01:25
| 写真